長かった道のりもこの日で終わり。大変だったプロジェクトから、今日限りで解放されるわけです。
その対応に追われて、てんやわんや。
公開失敗は誰にでも起きる
- 公開作業中に何か間違えてしまった。
- 公開しようと思ったら、予想外のことが起きて作業を継続できなくなった。
- そもそも、準備していた内容に一部違いがあった。
- 準備していた環境と公開環境が異なった。
- クライアント側の都合で公開中止になった。
- そのほかいろいろ。
1. 公開作業中に何かを間違えてしまった。
対策
- 作業の自動化
- リハーサルで問題ないことを確かめておく
- 複数人で作業し操作ミスを防げるようにする
2. 公開しようと思ったら、予想外のことが起きて作業を継続できなくなった。
たとえば、バックアップファイルを取得するときに、容量が想像以上に多くてダウンロード時間がかかり、予定していた時間で終わらなかった。クライアントの承認が必要だが、連絡がつかなくて作業が遅れてしまった。本番用の管理画面にログインしようとしたら、ログインできなかった。
対策
- 「予想外をなくす」ためにできること
- リハーサルで公開作業を先にやってしまい、考慮漏れがないか洗い出す。
- タイムテーブルを作成し合意していくことで、すべての予定を両社で共有し、各自が必要な時間を決めておく。
- 予想外が発生したときにスムーズに対応するためにできること
- 緊急時対応計画 (コンティンジェンシープラン)を決めておき、その通りに進行する。
3. そもそも、準備していた内容に一部違いがあった。
対策
- リハーサルで公開作業を先にやってしまい、予定している手順で問題なくできるか事前に洗い出しておく。
4. 準備していた環境と本番環境が異なった。
本番環境と開発環境で、実は構成が違った。本番環境はサーバーを複数台マウントして構築しており、開発環境は単独のサーバーで構築していたため、参照が正しく取れなかった。
対策
- 緊急時対応計画 (コンティンジェンシープラン)を決めておき、その通りに進行する。
5. クライアント側の都合で公開中止になった。
対策
- 緊急時対応計画 (コンティンジェンシープラン)を決めておき、その通りに進行する。
6. そのほかいろいろ。
失敗を計画通りとするには?
- 公開時にやらなければいけないことが可能な限り少なくなるような計画を立てる。
- リハーサルをやっておき、予想できる問題はすべて潰しておく。
- もしも何か起きたときのために、緊急時対応計画をちゃんと立てて、それにそって対応する。