その子が少し困っていたのが、会議とかで自分が話すことをできない、という点。なんでも、色々考えすぎちゃって話せないとか、そういうことがあるみたいでした。
その困りごとの直接の解決策にはならないのですが、そのあと色々話していく中で、「それ話せばいいじゃん!」みたいなものが多々出てきたり、こう考えたらより話せるかもよ、という点に気づいたので、それを書いてみようと思った次第です。
やっぱり、年代とか環境が違う人と話すと、自分自身の気づきにもなりますね。
なお、以下に記す内容は、特に統計とか調べた内容じゃないので、あくまで一個人の参考意見としてご覧ください。この記事の目的は、こういう観点で話せばいいじゃない、というお話で、何かの施策とかの参考にするものじゃないです。その場合はちゃんと調査してください。
若手はもう「ぐぐらない」
アラフォー付近のみなさん、知っていますか。いまどきの10代~20代前半は何かを調べるときに「ググらない」んですよ。たとえばレストラン行くとき、場所とジャンル (イタリアンとかね) を入れてグーグル先生に聞く、という行動をとらない、とのこと。では、何をしているのか。
「インスタる」んです。そんな言葉はないらしいので、Instagramで検索するんですって。で、そこで表示された料理の画像とかを比較しながら、お店のサイトを訪れて決めていく。
知っていました?
LINEスタンプはとったらブロック
こっちはかくいうわたくしも、「まじか!?」ってなったんですけど、、、たまたま話した子が極端だっただけかもしれないんですけど。LINEでスタンプ無料キャンペーンとかやっているじゃないですか。これについて触れていたんですけど、これは無意味とばっさり切り捨てられました。
「こんなんで使う人いるんですかぁ~?」的な感じで、ばっさりと。
では、どう動いているのか。
1. LINEでお友達登録…………まじかYO!
2. スタンプゲット!
3. お友達をブロックして余計な通知はすっきり
そもそもスタンプの利用規約違反じゃねーのかYO!
# そんな規約あるのかは知らないけど。
という具合に、正直、無料でスタンプを配って友達増やしてCRM的発想は、この子には通じない。。。
結論
さて、上記のは別に一例に過ぎないのですが、年代が10も離れれば、デジタルにまつわる環境は大きく変わっているはず。そして、そのデジタル環境において、一般的と思っている行動が、すでに一般的ではなかったり、いろいろな変化が起きていると考えるべきでしょう。
生の声、これこそ、新卒があらゆる場所で話すべきことである!
と、声を大にして言いたい。
別にいーじゃん、あっているとか間違っているとか関係なくて、その世代の1人である「あなた」は、こういう風に使っている、ということを伝えれば。新卒1年目で、誰か先輩とかについて回っている子に、専門家としての知見なんて求めていないって。
多くの状況では、「あなたがどう考えたのか、どう考えているのか」を知りたいんだと思う。